やた

BLAME!(ブラム)のやたのレビュー・感想・評価

BLAME!(ブラム)(2017年製作の映画)
3.7
原作未読、予備知識ゼロで鑑賞。
設定が練りに練られてて面白いし、こういう世界観はすごく好み!
短い尺でコミュニティの人間関係がちゃんと描かれてるし、キャラもきっちり描き分けられているのが良かった。
ストーリーは、キリイが続ける旅の中の1シーンといった感じなので良く言えばコンパクトにおさまっていて、悪く言うと少し物足りなさがあった。
全世界公開を前提で大衆向けに原作をアレンジしたというインタビューがあったので、意図通りにきれいにまとめられてると感じた。

とにかくアクションと音楽がかっこ良くて、キリイが銃構える度にめちゃめちゃワクワクするし撃った時「フゥ〜!」って叫びたくなる。

3Dでキャラクター描くと、どうしても角度によって違和感があったり、2Dの方が良いなーと感じてしまってたけどこれは別格だった。ここまで来たのか、日本の3Dは…とめちゃめちゃ感動。
「楽園追放」と「<harmony/>」、両方大好きな作品だけどやっぱり長年2Dに親しんで来た人間としてはキャラクターの違和感が拭えなかった。それに比べてクオリティが圧倒的!ちゃんと萌えられる。

でもたまにキリイの作画が新條まゆ先生っぽかった。
やた

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