予告のアゲアゲ感が何度観ても凄まじく(笑)劇場へ。司馬遼太郎の原作は未読。さらに関ヶ原に関する知識は大河ドラマ「真田丸」と「軍師官兵衛」のみという私ですが結論から言います。予告以上にアガりまくってエキサイト！超楽しい。とりあえず合戦シーンだけでも見応えありすぎた、素晴らしかったです！
セリフ量はそれほど多いとは思いませんでしたが、場面ごとのテンポが速いのは確かです^^; なので最低限の歴史を抑えておく必要があり集中も要る。置いてかれる要素は確かにあるんです。でも私的には冒頭の三条河原のシーンでもう「この映画もらった！」って思った。なんていうか…圧倒的な画の力なんですよ。ちょっと話イマイチ分かんなかったけどまぁいいや、みたいな(笑)
有村架純嬢は何しろお顔が可愛いので予告編では初芽のことだいぶ甘ったるく感じていたのですが、本編通して観たら全然気にならなかった。むしろ結構三成殿に対してと伊賀者に利く口がトーン全然違くて可笑しかった。画の感じだけなら映画全体をもっと重厚で渋い作りにも出来たと思うんだけど、初芽のそういうとことか、あと融通きかない不器用な人なのに戦に出たらバカみたいに強い主人公、とりあえず岡田准一的見せ場も作っちゃえ的なのも、エンタメとしては茶目っ気があって、私は好感を持ちました。
当日コンディションがイマイチで「事と次第によっては寝るかも…」と臨んだのですがまったくの杞憂でした。東出くんの小早川もとてもよかったし、風見鶏かと思った赤耳が最後忍びの意地みたいなの出してくるのとかめっちゃアガった！とにかく口角上がりっぱなしの２時間半でした。今年の暫定１位です！(まだ10本も観てないけど^^;)
