ジャケット写真にあるヘリコプターと崖ジャンプシーン…ありました?
ゾーイ・ベルさんはいつものスタント能力は封印して等身大の女性カメラマンを演じています。アクションに期待していけませんが、ジャケット詐欺はいけませんね(笑)
主人公の人となりや伝道師の人となりや部隊の背景を丁寧に描写して、後半は敵同士になる事に情感を出させたい意図は分かるものの前置きが長い…。
伝道師の変わりようが凄まじいが、そもそも麻薬取引していてカメラマン同行を許すとか自信家で悪党として話を盛り上げる。
ゾーイさんどうこうよりも前半の面倒見の良いオヤジが後半は隊員をも利用する外道に変わるのがこの作品の醍醐味かも知れない。
時々、出てくる元夫との思い出がちょっとウザい…。心のよりどころと後悔なんだろうけどクドイ気がする。
伝道師を崇拝してる女性の部隊員役の女優さんが美人でゾーイさんから目移りしてしまう(笑)
いつもの華麗なアクションは無いですが、ボロボロになっても諦めない主人公をタフに演じたゾーイさんがグッド。
タフな主人公とクズな伝道師の対比がまあまあ良かったと思う作品でした。