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インシディアス 最後の鍵のtakumiのレビュー・感想・評価

インシディアス 最後の鍵(2018年製作の映画)
3.6
インシディアスシリーズ第4作。主人公エリーズは自らの生家であり因縁のある家の新たな住人からの依頼を受け、調査を始めるが…

今作はエリーズの壮絶な過去が明かされるとともに、除霊活動のきっかけにもなった幽霊と対峙するというエリーズに完全にスポットが当てられたストーリー。恐怖というより、彼女の過去や前作同様の親子愛だったりのドラマがメインのようにも感じました。

相変わらずびっくりさせられる恐怖シーンはあるものの、今までのインシディアスシリーズの中では一番少なかったのではないかな。とは言え、鍵おばけのビジュアルは悪くないし、肩口におばけの顔がドカン!なシーンはさすが。

ただ、説明不足感のあるシーンがあったり、ラストの彼方のシーンに恐怖感が少ないことや幽霊の倒し方にもうひと工夫ほしかったなというのが残念なポイントでした。

と思いつつDVDの特典映像の未公開シーンを観たら、モヤモヤしていたシーンの説明や良さげな恐怖シーンがあってびっくり。もう少し尺を長くしてでもこれらのシーンを入れてくれたら良かったのになと思った次第です。

あと、姪っ子二人のうちのひとりがバイオハザードでKマート役だった子でした。相変わらず可愛くてナイス。

シリーズの中では微妙な作品かなとは思いますが、それでもちゃんと楽しめるホラー映画でした。エリーズ愛が更に深まったので、エリーズwithゴーストハンターの幽霊成敗作品をもっと観たいな。
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