すぽんてぃにあす

ドリームのすぽんてぃにあすのネタバレレビュー・内容・結末

ドリーム(2016年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

「マーゴット・リー・シェッタリー」によるノンフィクション小説を映画化した伝記作品。

旧作待ちしていた作品。
ジャケットだけの印象しかなく、想像していた内容とは天と地ほどの差が。
しかし大変勉強になったし、よく出来ていた。

ピックアップされた3人の黒人女性らの活躍、差別や偏見への払拭に清々しいほどスッキリできる。
人種差別を扱う作品の中でも困難を乗り越えた先の感動の塩梅が良い。
テイストは軽いかもしれないけど、分かりやすくテンポの良い展開は終始飽きなかった。

更に宇宙ロケットの題材はあまり詳しくなかったため、新しい知識の吸収が快感。
実話ベースだからこその楽しみ方の醍醐味も盛り沢山で、それが脚本と見事に調和してなと思います。

ただ事実と異なる点も多いようだけど、分かりやすさを重要視した結果だそうで。
それに至ってはとても配慮を感じますね。