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シンデレラゲームのJINのレビュー・感想・評価

シンデレラゲーム(2016年製作の映画)
2.5
『バトル・ロワイヤル』以降、この手のデスゲーム系の作品がどんどん増殖していったので食傷気味ではあるけども、サバイバルのスリル、登場人物達の葛藤・共闘・裏切り、心理戦や頭脳戦、物語の世界観、オチの説得力など、何かと気になる要素は色々あるので観る。
基本的にデスゲーム系の作品は胸糞悪いし後味も悪い。
今や二番煎じどころでもないので、だいたいしょうもないと評価される作品が多い。
この作品もそう。
挫折して無人島に拉致された20人のクソゴミ扱いのアイドル達がトップアイドルになるためのゲームに無理矢理参加させられる。
唯一新鮮だった点は、無人島をアイドルの衣装で動き回ってる絵面かな。
王道、セクシー、ロリ、男装、病み、和風などと一通り取り揃ってた(笑)
アイドルのトップ争いとサバイバルというテーマは蹴落とし合いという意味でも相性は良いのかもしれない。
野心の強さも試されるから。
ヒロインはモモニンジャーやってた人なんやね。
終始グジグジと葛藤して、テンポも悪くて暗いのでどうしても魅力を感じ難かった。
まあこの世界観で明るくなれる方が狂ってるけど(笑)
パートナーになってた関西弁のサブキャラの女の子の方が存在感も魅力も感じられた。
ストーリーを面白くさせるためにキャラの人格を破綻させてるのがわかりすぎて辛い。
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