事件としては重要だけど、淡々とし過ぎていて、ドキュメンタリーだった方が良かった。
良かったとこ1 法廷戦術
映画ではなく、実際の裁判の作戦が、見慣れないイギリスの裁判システムと相まって新鮮だった。映画製作者ではなく事実の勝利
良かったとこ2 アウシュビッツのロケ
ちゃんとアウシュビッツで撮影しているようで、このシーンだけは劇中でも雰囲気が明らかに違っていた
ダメだったとこ カタルシス無し
現にそういう裁判だったと言われればそれまでだけど、判決の決め手が何だったのか、結局良く分からない。
主人公のリップシュタット教授は法廷では傍観者にさせられ、ただストレスを溜めてるだけの役。
あえて劇映画にした効果が見られなかった。