シャトニーニ

隻眼の虎のシャトニーニのレビュー・感想・評価

隻眼の虎(2015年製作の映画)
3.4
日本統治時代の朝鮮、怒り狂った隻眼の虎に、伝説の猟師が挑む。

韓国映画って敬遠されがちだけれど、実は「シュリ」「JSA」とか面白い作品が多いと思います。

虎が恐いなんて今の時代に思わないのに、獣が襲ってくることへの恐怖は父祖の記憶がそうさせるからか、たとえ映画でもあんなボスレベルのモンスター恐いっつってんだろ!な感じの
CGは大味で血が出ても不思議とグロく思わない、ただBGMがハリウッドばりで緊迫感MAX。

リーアム・ニーソンの狼と戦う映画「ザ・ワイルド(だっけ?」を彷彿とさせる虎とのガチバトル、かと思いきや結構引っ張る感じが少しダルい。珍しく日本軍がまともな役割、大杉漣もなんか出てる。


「シュリ」や「オールドボーイ」のチェ・ミンスク、すっかり見ない間に老け込んだけれど目つきが本当に格好いい。気づいたら虎に感情移入してたし山月記読みたくなってくる。よろしくタイガーマスク

虎だ、虎だ、お前は虎になるのだ🐯