人の言うことは聞かずにベラベラ自分のことばっかりで、まるで自分が世界で一番悲劇のヒロインであるかのように衝動的な行動に走りまくるヒロインがイタくてイタくてたまらない。
これに振り回される周りの方はたまったもんじゃない。
観ていてかなりイライラさせられた。
どこに飛び跳ねるかわからないラグビーボールみたいな女。
まさにタイトル通り。
思春期というのは大人になる前の成長過程なわけで、ヒロインのように多かれ少なかれ誰しもイタい部分は持ってるだろうから、彼女のハチャメチャな行動も傍観者からすればけっこう笑えたりするもの。
これが身近な人間からするとものすごくストレスになるだろうけど（笑）
青春時代に特に誰と一緒に過ごす時間が多いかっていうのは重要。
時には恋愛が友情のバランスを壊す事もあるだろう。
理解者となる良き大人が近くにいるかどうかでも大きく違ってくるだろう。
自分の兄貴に唯一の親友を取られて拗れていくヒロインの暴走とその変化が面白かった。
