ウクライナ出身のバレエダンサー、セルゲイ・ポルーニンの半生を綴ったドキュメンタリー。
生まれつき身体が柔らかくずば抜けた運動神経を持ち、明らかに周りの子供たちとは別格の技術でみるみる頭角を現し、あっという間にロイヤルバレエ団のプリンシパルの座に上り詰めるポルーニン。
手足が長く端正な顔立ちの彼を見ていると、天が二物も三物も与えたのだなと嫉妬すら覚えてしまう。
しかし貧しい家庭に生まれ、家族は彼がバレエを続けられるようにと各々出稼ぎをし生活の全てを彼に捧げた。そんな家族に感謝しつつも、幼い頃から自由を与えられなかったことに葛藤し置かれた状況に反抗し始めるポルーニンはとても人間的だ。
どことなくアンニュイで不安定な美しき天才。幸か不幸か、世の羨望に値する要素を全て兼ね備えてる。
そしてそんな彼が感情の全てを曝け出して踊るダンスは、クラシックバレエとはまた違う感動を与えてくれる。
まだ30歳、これからどんな進化を見せてくれるのか、すごく楽しみなアーティストである。
どうやら今年の5月に日本公演を予定されているようで。チケット見てみたら全席完売。。。チクショー!遅かったかー!
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#3年前の公開時からずっと気になってて
#ようやく鑑賞
#そりゃ日本のマダムが好きそうな人物やがな
#一歩遅かった
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