OASIS

残像のOASISのネタバレレビュー・内容・結末

残像(2016年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

芸術はプロパガンダではない。
その境界線はなんだと言われたら分からないが、アートそのもの、まさに絵画なんかは見るものによって幾通りにも意味を見出だせるし捉えようによる。

体制に反抗する主人公はワイダ監督自身の写し絵でもあるだろう。
尊厳を貫こうとすればするほど生き辛くなる世の中。
数々の芸術家、映画監督がこの事態に直面する中で生み出されたものに外野がえれこれと解釈をつけることの滑稽さよ。
その答えは本人の中にしかないのだということを知るべしということか。
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