瓶底

オリエント急行殺人事件の瓶底のネタバレレビュー・内容・結末

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

個人的に初アガサ・クリスティ原作作品。探偵物が好きなので楽しみにしていたが、最初の遺体の傷口の説明で何となく犯人が分かってしまった。細やかな推理のギミックがあったりハラハラしたりは、無い。
でもアガサ作品は既に有名やから、殆どの人が結末を既知の上での作品なんかなと。全員にアリバイがあり、全員に動機がある。正義とは。その辺にフォーカスした悲しい作品やった。

ラスト、容疑者全員を雪山のトンネルに長机を用意して座らせていたシーンはインパクトがあって美しかった。最後の晩餐。

推理物と思って身構えていたが、かなり観やすい114分やった。自作も気になる。
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