kochab

ライフのkochabのネタバレレビュー・内容・結末

ライフ(2017年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

まずはキャスト、というかジェイクについて。常々筆者のジェイク評としましては「目を見ろ」と言ってきましたが、本作はあの目力が幾分弱いようなw。というか押さえてますね、はい。いつものギラギラしたなにも寄せ付けないイメージのような人は閉鎖された空間であるISSのクルーになんて選ばれないでしょうからねw。(^^ゞ
その分、というか最終盤はあの目力がいよいよ生きてきますね~。これが観たかったのよ、これが。やっぱり色気、というか色香があるよな~、ジェイク・ギレンホール。(*^^)v

と、シナリオ面ですが、思った以上にホラー、という色は少なかったような。確かにSFはど真ん中ですが、未知の生物と「戦う」というよりは「押さえ込む」と言うところに主眼が置かれているので、そういうところが薄まっているのかもしれません。なので、ホラー嫌いでも”ギリギリ”耐えられるレベルかとw。ε=( ̄。 ̄;)フゥ
どちらかと言えば映画で言うなら「エイリアン」よりは昨今で言うなら「オデッセイ」、「ゼロ・グラビティ」辺りと近いかな~、と。確かに緊急事態に発生するのが事故か謎の生命体かの違いはありますが、それに閉鎖された空間でどう対処していくか、そこに人間模様を足す辺りは近いと言えば近いかな、と。

しかしラスト、こう来ちゃったか~。脚本の気持ち的には確かにアリはアリ、なんだけどね。でもこうするなら、「彼女の乗った」ポッドが地球に無事落ちて、助かった、と思ったところで、実は亡くなった船員の死体から離れた血が...、って方がもっと怖いと思うんだけどな~、と。せっかくの伏線回収し切れてないじゃない。今回はホントもったいないと思うわ~。この辺がアメリカ映画、脚本が大雑把だよな~、と常々思うところw。( ̄∇ ̄;)ヤッチャッタナ~
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