ゴッサムシティの市長がリドラーと名乗る男に殺される。バットマンとして戦いはじめて２年目のブルース・ウェインはゴッサム市警のジェームズと協力してリドラーが現場に残した謎を解き明かし、彼を追い詰めていく。その途中で知り合ったセリーナも仲間に加わり、事態は二転三転して…な話。
プロモーションとして松丸亮吾監修の謎解きが出題されてたりとやたらと「謎解き」がメインな風に宣伝されていたが、あくまでもスパイス程度にリドルが出題される程度なので、ちょっと宣伝詐欺かも知れない。
DCコミックスの映画化は監督によってガラリと変わるので今回はどんなバットマンが観られるのかと楽しみにしていたけれど、闇に隠れて生きる必殺仕事人的なバットマンがカッコよかった。
カースタントやワイヤーアクションもしっかりと盛り込まれていて、ドーピングまでしちゃうイキスギなバットマンが見られるのも面白い。キャットウーマンと絡むのでロビンは出ないものの、ペンギンさんが出てくれたのは嬉しかった。
全体的に暗い場面が多く、話も「えっ、またそこに戻るの？」と思うところや「なんでそこにソレ置いてあるの？」とツッコミ入れたくなるところがあったものの、まあ、カッコ良ければ全て良し、と思う。
リドラーのやり口や戦い方がとても現代的。生配信使ったり糸を引く手口が良かった。２も作る気マンマンなようだけど、もっと彼には活躍してほしい。
