2018年アカデミー脚本賞受賞作品
スリラー映画
久しぶりに怖い映画を見る気分になったのでNetflixから選んだ映画。
Netflixの画面に主人公の黒人青年クリスの恋人ローズのお顔のアップが、キレイな20代の白人女性、髪はブルネットでロングヘアー典型的な裕福で幸せな米国人白人女性ながらどこか瞳がどんよりしていて、白い肌からは輝きよりも何か不気味なものを感じて「これは怖いスリラー作品なのでは?!」と思い鑑賞。
映画好きなら
「そうそうそうそう!そう来なくっちゃ!!」と思うストーリーの進み具合。
明るい陽射しの入るクリスのアパートで、恋人ローズの実家に週末滞在するため荷物を作る青年とそれを茶化しながら眺める恋人。
出だしの掴みのシーンは明るく幸せ、2人のこれからのなんの不安もない幸福な未来まで予測出来そうな明るいシーン。
そして彼女の実家に近づくにつれ、風景は都会から人里離れた郊外へ…。
音楽がだんだん重くなってくる。
そして明るく幸せな2人には似つかわしくない「不吉」な出来事が少しずつ少しずつ重なっていく。
画面の明暗具合や
出演している全ての役者の雰囲気がだんだんスリラー。
不穏な空気が不気味に辺りを覆い始め
やがて全てを飲み込んでいく。
ホラーやスリラー映画あるあるの、行かなくていいのに行き、見なくていいのに見、戻らなくていいのに戻り、もうだいたいどうなるか分かってるのに見ずにはいられない!!このスリラー感がたまらない!!
こんなにもスリラーの基本に忠実に作られた怖い映画かつてあっただろうか!
私の感想は「マルコヴィッチの穴」のスリラー版的映画。
久しぶりに良いスリラー観た😊✨
なんか特した気分!と思える、観て損のない映画!!
バレンタインデーに1人でスリラー映画を観た2020年の夜でした。