ちょこばなな

光のちょこばななのレビュー・感想・評価

(2016年製作の映画)
2.5
想像以上に不快なレベルで殺意が湧く位に音楽が騒々しい
音楽が全てを台無しにしており、創った人全員難聴なのか心配になるくらいの音量
濡れ場のクセ強すぎ笑

Yahooニュースであろう記事に“こらから”なんていう誤字があったのは萎えた

離島はゴム売ってる所が無いのか…
家賃も都会の安い所と変わらない、買い物も仕事場も賃貸物件も無いうえ津波が起きたら逃げられない
ロケ地の利島村はとても小さいのに300人も住人がいてびっくりした
島の人、海と椿と狂った樹木しか無い腐った島とか散々言われてたけど怒り感じないのかな

行き場の無い思い、青年期に囚われた狭い世界への囚われ、どれも抜け出せないなら愛する誰かに命を終わらせられる方がよっぽど幸せかもしれない
誰かに求める愛を他の人に求めても穴は埋まらない
自分で断ち切らないと死ぬまで囚われたままなのか

悪人が子供の前では全く普通の人で面白かった
奥さん高校時代の美花に似てるから完全にミスリードされた
輔はどんな気持ちで親父のネックレス付けてたんだろう

主要人物の幼少期や青年期の描写が少なすぎて其々の愛を感じられないので、せめて回想など欲しかった
疑問点あり過ぎて別で質問しないといけなかった

登場人物が皆目に生気が無く、絶妙に幸薄い雰囲気をまとった俳優さん達でハマっていた

親父が来たってすぐ分かったし、声だけで感情伝わるし、気持ちに寄り添いたいと思わせる母性本能くすぐる孤独感と、雰囲気と声に色気が共存してる人は、惹きつけられるし老けない
素行不良で離れたけど、どうしても嫌いになれない瑛太さん

エンドでやっと輔の存在だけが報われた気がした
音楽がもう少し小さければもっと好きになれた作品
見れば見るほどいろんな解釈が出来そうなスルメ映画