カテリーナ

星に想いをのカテリーナのレビュー・感想・評価

星に想いを(1994年製作の映画)
3.3
ティム・ロビンスのおでこ

ウォールター・マッソー演じるアインシュタインは自動車修理工場に勤める朴訥な青年 ティム・ロビンスに好意を抱く 姪のメグ・ライアンのどう見ても冴えない変態学者との婚約に不満だからだ
自分の高い知能数や実際の能力の高さを
信じられず パートナーを サポートするのが役目と 割り切っている
彼女のコンプレックスに原因がある

仲間も巻き込み アインシュタインの 恋のキューピットぶりが 可笑しい
ニュージャージー州のプリンストンの街並みが 素敵 真昼の陽光に照らされるつややかな緑 見渡す限りの青々とした芝生の公園
時として 作品の背景でしかないのに 心を奪われるほどの美しさで 印象に残る

有名なゼノンの逆説をしらないの?
と 数学者である彼女が 得意げに話す

A地点からB地点へ行くには まずその半分の地点を通る さらにそこから先の半分まで進む
さらにその半分まで進む
さらにその先のはんぶんまで進む
半分は無限に続くからB地点に到達しない

無限に続く ゼノンの逆説を 論破し 打ち破らなければ 願いを成就できない

星空の下の告白 見つめ合う瞳 ラブコメの王道 ここにあり
カテリーナ

カテリーナ