このレビューはネタバレを含みます
劇場で鑑賞。
劇場で観るつもりはなかったけど、嫁が観たいと珍しく自分から言ってきたので、ファーストデイついでにハシゴ。
タイトルの『ユリゴコロ』と言う聞いたことがありそうで、存在しない言葉の響きは気になってた。
レストランを経営する亮介。婚約者が突然自分の前から姿を消す。失意の中実家の父親の部屋にあった「ユリゴコロ」とタイトルが書かれたノートを見つける。
そこにはある女性の生い立ちと殺人の告白が書かれていた。
その女性は、「ユリゴコロ」がないと幼少の頃に医者に言われ、生物の死に喜びに似た感情を抱くようになる。
小学校の同級生の溺死に始まり、中学生の時には、青年が側溝の鉄板の蓋を持ち上げ、その下で帽子を取っていた小学生をワザと鉄板を落として殺害する。
その異様な独白ノートにのめり込む亮介は、自分自身にも何ともいえない感情が芽生えていくのに気づく。
婚約者の知り合いという細谷という女性が亮介の元に現れてから、物語が加速する。
暴走する亮介、その過去や婚約者の行方が絡んでいく…
良くできたプロットなのだが、途中で全部予想出来たし、裏切ることなくそのまんまだったのがもったいないかな。
途中でリスカするシーンがあるが、それが音まで痛いのがうへーってなった。
血が苦手な嫁さんは、隣でしかめっ面してたな(笑)
ホラー耐性がない方はご注意をww
2017-057