パラドックスとサイエンスフィクションによるケイオスの祭典。
今作の良さをまとめるとそんな感じでしょうか。
初代、10レーンは鑑賞済み。
10レーンに比べると正史らしさのある作風ですが、良くも悪くもSF映画として完成していたのが少し複雑。けどもユニバース作品と割り切って見れたらそれでおもしろいと思う。
特に中盤の、他に類を見ない混沌っぷり。初代を彷彿とさせるようなある種の"わけのわからなさ"には感動すらした。
作中で新たな「クローバーフィールド」の構図を目の当たりにできたのも良かった。
NETFLIX限定でサプライズ公開というイベント感、話題性はクローバーフィールドらしさを感じるし、それだけで勝ちとも言えるでしょう。どうしても初代を基準に言葉が浮かんでしまうけど、パラドックス単体で考えても個人的にはけっこう好き。
それに、ここまでやってもええんやで！とポテンシャルを引き出してくれた功績はでかい。これからどう出るか楽しみです。
なによりこうやってみんなで盛り上がれること、クローバーフィールド好きな人がこんなにいたことが嬉しい。見事に策にハマりました！笑
