ドロドロ系だと聞いてはいたけど、もうハンパないドロドロ加減。
どんどん泥沼に沈んで行くような感覚。
救いのない展開に恐怖を感じた。
娘の失踪。
狂気の母。
身も凍るような復讐劇。
うわぁ…
爽やかな日曜の昼間に観る映画ではなかった。泣
主役のソン・イェジン、どこかで見たことあると思ってたら『私の頭の中の消しゴム』の人だった。
あの美しいラブロマンスのヒロインを演じた美女が、こんな鬼のような形相に激変してしまうなんて…。
重たいヒューマンドラマは好きだけど、さすがにこれは重過ぎた。
しばらく気分が沈みそう…。泣
とにかく一番の見どころは「母親の執念と狂気」。
娘を想う母親の愛情の深さに、芯から震えた。
ただ、どうにも後味が悪い。
人様にオススメは出来ない。
というか、オススメしたくない。
ここまで重い作品は、個人的にはあまり好きにはなれないからだ。
韓国映画、容赦しないよなぁ。