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夜は短し歩けよ乙女のJINのレビュー・感想・評価

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)
4.5
森見登美彦の原作小説は未読やけど、アニメ『四畳半神話大系』の製作陣ということでそれは観てたから、独特のアニメーション表現や世界観みたいなので面食らうことはなかった。
とは言え、かなり荒唐無稽な変な作品で、「詭弁踊り」とか「パンツ総番長」とか(笑)
キャラクター原案がアジカンのジャケットでもお馴染みの中村佑介氏なので、あの絵が動いてるというだけでも見応えアリ。
そして舞台が京都なのも京都人としては嬉しい。
おそらく舞台の大学は京大。
あの学生時代の根拠の無いパワーを思い出す。
けど関西弁は一切出てこない(笑)

パイセンの声をやってた星野源には思ってたより違和感はなかったものの、周りのキャラが濃すぎて存在感が稀薄。
圧巻だったのはゲリラ演劇「偏屈王」。
何だアレは?(笑) 
アニメーションならではの面白い表現や世界観で存分に楽しめた作品やね。
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