『ラースと、その彼女』『アイ,トーニャ』のクレイグ・ガレスピー監督作品
恥ずかしながらオリジナルアニメーションの『101匹わんちゃん』や、グレン・クローズの『101』も観ていないので比べようがないのですが、とにかく全てがファッショナブルでスタイリッシュ
こんなファンタジーな世界観を違和感なく作り上げてしまう監督の手腕に脱帽
ストーリーに関しては『プラダを着た悪魔』と重なるような部分も多く、ディズニー映画にしては珍しくダークな感じがあったのも新鮮でよかった
衣装やメイクがとにかく素晴らしいのが白眉で、いくら物語や演出が優れていても、ファッションというテーマを扱う以上、服そのものをかっこいいと思わせる説得力がなければ全てが台無しになってしまうわけですが、そんなハードルは余裕綽々と超えてくるから本当に凄い
なにより、どこを切り取ってもめちゃめちゃ様になるツートンカラーのエマ・ストーンが最強
もはや監督と主演をキャスティングした時点で成功は約束されていたのかもしれない
ポール・ウォルター・ハウザー率いる仲間の二人組に関しては、『ホーム・アローン』のジョー・ペシとダニエル・スターンを思い起こさずにはいられなかった
本音を言えば字幕で観たかったけど、柴咲コウの声も悪くなかったです👌🏻
ジャケに関しては、エマ・ストーンがドアップになっているオリジナルの方が圧倒的にオシャレなので、出来ればそっちにして欲しい🙏🏻
〈 Rotten Tomatoes 🍅73% 🍿97% 〉
〈 IMDb 7.4 / Metascore - / Letterboxd 3.6 〉
2021 劇場鑑賞 No.034