最初にカケスがやってくるの作品情報・感想・評価

最初にカケスがやってくる2016年製作の映画)

製作国:

上映時間:225分

4.0

「最初にカケスがやってくる」に投稿された感想・評価

68分版。

ダイ・ヴォーンの言う、映像の自生性。
なるほど写っている物自体の面白さがこの映画にはある。
子鹿の解体シーンの冗長さも良い。
皮膚の裏側とか内臓とかをまじまじと見つめる。
さっきまで生きていて、今は単なる肉の塊でしかない物を見ているときの神秘的な気持ち。

もっと過激に洗練させて欲しかったと思った。
猟師のおじいちゃんのライフヒストリーとかインタビューとか、ある意味余計な要素かもしれん。
khatano

khatanoの感想・評価

4.2
短縮版しか観れなかったが長い方も観てみたかった。
他のと比べると筋は分かりやすいと思う。少し寝たけどおもしろかった。北海道の鹿についてのニュードキュメンタリー映画だそうです。タイトルは、放置された鹿の残滓(内臓とか)を定点観測したら、まずカケス(きれいな鳥)がついばみに来たことから付けられてるっぽいです。

もともと200分以上あるのを70分弱にしたやつだったからなのか分かんないけど、編集が上手くいってるな〜って気がした。唐突なカットがほとんどだけど、それがむしろ好印象だった。

BGMが流れるのが最初と最後しかなくて、それも初心者がするギターの練習みたいに簡単なアルペジオ。それ以外のシーンは猟友会のおじさんたちの話し声とか、カラスの鳴き声とか、雪を踏みしめる音、あとホワイトノイズがそのまま入ってて、音を一切コントロールする気がないような感じがした。なんとなくおもしろい。

鹿が解体されるシーンとか吊るされるシーンとか、熊狩りのおじさんの話、あと最後の調理シーンなど、こっちがどういう気持ちになるか分かってて素材を撮ってる気がする。意地悪だな〜とおもった。かなりシニカルなのでは。知らんけど。