Aya

クレイジー・パーティーのAyaのレビュー・感想・評価

クレイジー・パーティー(2016年製作の映画)
3.6
こういうのガンガン作ってこうよ!
原題は「Office Christmas Party」。まんまですねーまんまです!

ジェイソン・ベイトマンはT・J・ミラー演じるバカだけど社員想いの社長のかなり自由な社風の通信会社で働いていた。
ある日、T・J・ミラーの姉で暫定的CEOのジェニファー・アニストンがNY本社からやってきて40%のリストラ、ボーナスカット、父親の遺灰半分とおまけにみんなが楽しみに準備してるクリスマスパーティー中止を宣告する。

子供のように取っ組み合いの喧嘩をするものの姉はブラジリアン格闘を心得ており頭でも腕力でもかなわない。

それはあんまりだ!と一緒に抗議するベイトマン。
オリヴィア・マン演じる優秀なSEが考案中のネット接続システムも確立しつつある。
では大手会社との契約を取れたら取り消してやる、というジェニファー。

なんとかその契約を取り付けるためプレゼンしたものの、おたくは解雇やボーナスカット等社風に問題があると言われてしまう。
そんなことはない!と見せつけるため、中止を言い渡されたクリスマスパーティーをド派手にカマし、契約を取ろうと・・・。

まぁ言いたいのは、パーティーの中身ですよね。
やりすぎ!!
なんでキリストと馬がいるんだよ!!

あのしょんべん小僧のボトルからエッグノッグを飲むってやつヤバいねw

お堅いケイト・マッキノン(なにこの単語の違和感)にいつもネチネチ言われるセクシー社員がツイッターでタダ酒イェー!とか呟くからどこからともなくたくさん人が来ちゃう。

シングルマザーで恋のチャンスを狙うヴァネッサ・べいやーや、美人の彼女がいると嘘をついて娼婦を雇うカラン・ソニ(これが後々大変なことに)。
娼婦の元締めを演じたジリアン・ベルもいいですね。
とにかくキャストが豪華だ!
いつものメンツだ!

そして話がコロコロ転がってうまく着地するところもいつもの感じだ!
こんな社長の会社で働きたいな、と思うし家族問題にも触れる。
恋愛の絡み方がとても自然だし、あの言ってることと別のサインを出すアイデアが最後にイキててサイコー!
色々詰め込んでるわりはきちんと整理されてて見やすいです。
相変わらずのハリウッドおばかコメディの良作です★
Aya

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