福山雅治が主演の、法廷サスペンスです。
弁護士の重盛朋章は、殺人犯・三隅高司の弁護をする事になる。三隅は2度目の殺人であるし、内容的に死刑はまぬがれ無いだろうから、重盛は死刑を無期懲役に減刑すべく調査を開始する。だが、三隅は二転三転と供述を変更させ…という内容ですね。
最後まで観終わっても、謎が深まったまま解決しない…モヤモヤ展開の映画でした。私、このタイプは苦手なんですよねぇ。映画というエンターテイメントだからこそ、観終わった後に「面白かったな」「スッキリした!」となりたいんですよねー。どうとでも解釈が可能なのは、監督に「貴方はどう思いますか?」とニヤニヤしながら聞かれている気がしてねぇ(笑)。
役者はベテラン揃いで、演技は抜群でした!
ここからはネタバレあるので、行数をあけて書きます…。
タイトルの『3度目の殺人』とは、1度目は過去に借金取りを殺した時、2度目は今回の会社社長を殺した時で、3度目は供述をコロコロ変える事で裁判を死刑判決に導いて自分を殺した事を刺している…と解釈しました。合ってる…のかなぁ?