このレビューはネタバレを含みます
ロシア発のスプラッタホラー。
ほんと、たまーーーにこういう限りなくCに近いB級の作品が観たくなるんです(笑)
終電の地下鉄に乗り合わせたカップル、コスプレイヤー、自殺志願者、アタッシュケースを手錠で繋いで持ってる中国人と、意味不明な事を言うおっさんが、正体不明の半魚人とプレデターを混ぜたような怪物に襲われて次々殺されていくのと、その地下鉄で行方不明になったカップルを謎の地下に詳しい探検家?と一緒に捜索するもうひと組のカップルの時系列がぶつ切りに交互に挿入される映画(ワンブレス)
衝撃の結末って触れ込みは基本全く信じていないですが。
今回も「あ、なるほどね」位のリアクションでした(笑)
最後に繋げるにはあのぶつ切りの時系列の意味は確かにあるな、と思いました。
見せ方は面白かったです。
最初に行方不明になっていたカップルの女の子が結局後から捜索に来たカップルの男の子と浮気していて、結局怪物になって追いかけて来た、みたいな。
「襲い方にルールがある」的な言い方していたけれど、捜索隊のメンバーの方は確かにそうだな、と。
自分をこんなにした探検家(実はこいつが地下に人間を送り込んでいた)→邪魔な彼女→最後は彼氏と一緒になる。
あ、その前に途中で出会った撮影クルーがいたわ(笑)
と、自分の感想もブレるくらい、いまいち描き方、見せ方が足りなさすぎて、そこがまた限りなくCに近いB級…(笑)
撮影クルーの1人の知的障害の男だけが脱出できた、あのシーンは「CUBE」を連想できたり、怪物からの目線が「プレデター」だったりと監督が好きな映画演出を盛り込んでみた感もありました。
80分で正解(笑)