おときち

さらば愛しきアウトローのおときちのレビュー・感想・評価

さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)
4.0
ロバート・レッドフォード、俳優としての引退作。
そんなの劇場で観なくちゃ!ということで久しぶりに映画館で鑑賞。
この作品と『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』をきっかけに数年ぶりの映画館通いが復活しました。


まぁ、犯罪を擁護すべきではないですけど、銀行強盗っていいよな(よくない、よくない)。誰も傷つけず金だけ盗んで逃げる。ちょっとかっこいいなぁなんて思ってしまう部分もある。

そんな銀行強盗をスマートかつチャーミングに実行するのがフォレスト・タッカー(ロバート・レッドフォード)。
現実世界で、「コンビニにナイフを持った強盗が押し入り現金2万円を奪って逃走…」という様なニュースを見ると、「クールじゃないなぁ。フォレスト・タッカーみたいにもっとスマートに上手やらないと」なんて思ってしまう(それでもダメなもんはダメなんだけど)。


渋く枯れたロバート・レッドフォード。かっこいいなぁ。
本当に引退しちゃうのか?と思うけど、かっこいい人ほど引き際をわきまえているのかもしれない。


ジュエル役のシシー・スペイセクとの関係も良かった。大人なというか大人過ぎる関係。達観すら感じる。シシー・スペイセクもなんだかキレイに見えたし。


鑑賞からしばらくして思い出すのは乗馬かな。あぁアメリカ映画だなぁと思った記憶がある。


※2020/01/31:思い出しながらの加筆修正