ピロシキ

オン・ザ・ミルキー・ロードのピロシキのレビュー・感想・評価

2.0
アヒルにたかるハエはCGか。爆ぜる羊はCGか。クマとの口移しはCGか。知らない。クストリッツァは動物が大好きか、もしくは大嫌いなのだろう。

個人的に、真面目な反戦は『アンダーグラウンド』で、不真面目な狂騒は『黒猫・白猫』で十分堪能した。前半はまだしも、逃避行が始まる後半がまったくもって退屈だった。

いちいち金と手間をかけすぎて、主役男優に熟練した役者をキャスティングする余裕がなかったのだろうか。どうして自分で演じることに決めてしまったのだろう。これではチャップリンではなく、むしろギャロではないか。
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