このレビューはネタバレを含みます
採点不能。
ホラーではない、暗黒舞踏、魔女狩りというキーワードに釣られて観にいったら、とんでもないところに連れていかれてしまった感。全く話は理解できなかったが、圧倒され物語を深く知りたいと思わせるだけで、凄いものを観てしまったのは間違いないだろう。
血みどろ、内臓は直視できなかったが、序盤の骨ボキボキシーンは嫌いではない。死に方の豊富なバリエーションがエグい。対して、終盤の地下舞踏シーンは大嫌い。
博士とその妻の話が印象的で、おそらく妻がユダヤ人で収容されたのだろうが、いかんせん説明が全くない。博士と妻のシーンは博士の見た幻影なのだろうが、私は母となったスージーが見させたものだと解釈するが、どうなのだろう?
魔女の内部分裂をスージーが打ちとめたのは分かるが、それと新左翼のつながりが必然的かというと謎。内ゲバ繋がりだとやや弱いよなあ。