焦げすーも

映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコの焦げすーものレビュー・感想・評価

4.2
わるものの出てこない究極的に優しい世界に、ワイ号泣。

初登場キャラの迷子の「ひよこ」のおうち探しという子ども向け映画でお決まりのようなストーリーかと思ったが、物語の着地点の意外さに驚かされ、絵本の世界から戻ってきてからの「すみっこたち」の行動の優しさに涙。一緒にいても、離れていても、大事な人には思いやりをもった行動を取ることができるという強いメッセージを感じた。

まあ、思い返せば、ひよこの輪郭がノイズ化するシーンで、ひよこが絵本のバグ的な存在であることが示唆されていて、「シュガーラッシュ」でも既視感はあったのだけれども。

自分の推しは「とんかつ」。奴は、肉1%脂肪99%、同じ残り物の海老フライの尻尾と友達。
オオカミに食べてくれるの?と目を輝かせるシーンには引きつった笑いを禁じ得なかった。全然違うけれども、なんだか非モテ感があると思った。
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