焦げすーも

ジョジョ・ラビットの焦げすーものレビュー・感想・評価

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
5.0
主人公のジョジョと親友のヨーキーの無邪気すぎる動作・表情だけでもう満点。親友の小デブの子がいいキャラをしている映画は名作説。

戦争中の悲劇を描きながらも、母親役のスカーレットヨハンソンのユーモアを忘れず息子を諭すシーン、サムロックウェル演じるキャプテンKのゆるさ優しさとのバランスが絶妙。優しさを行動で教えてくれる大人たちがいたから、ジョジョは悲しいことも乗り越えて前向きになれるのだと感じた。

狭い屋根裏で、母親とエルサが発した「お化けみたい」という台詞には唸らされた。

ジョジョが母親にしてもらっていた靴紐を結んでもらうという行為を最後のシーンで使ったのも見事。説明臭くなくジョジョの成長と新たな出発を暗示していて清々しい気持ちで劇場を出られた。

久々にパンフを買ったので、あとでじっくり読もうと思う。
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