このレビューはネタバレを含みます
キャッチコピーに惹かれてみたが。
ベン・フォスターにエル・ファニング。
キャスティングに不足なし、死に場所を求める男と生きる希望に縋る少女の物語。
入り込みにくさは多少感じたが、ガルヴェストンに辿り着くくらいには面白くなりそうかとも期待。
それも束の間、なんだか観ていて虚しさが勝ってしまう不思議。
複雑な関係の3人がこれから先、良い未来になるような希望が持てるとは思えなかった。
分かり切ってはいるけど、誰かしらの犠牲は必然なんだろうなと。
結末まで観て、最悪の終わり方をしていなかったことを喜ぶべきか、なんとも哀愁を感じざるを得ない。
テーマを最大限に彩った作品とも思わないが、落ち込んでる時以外の鑑賞なら悪くない内容だと思える。
