アタフ

孤独なふりした世界でのアタフのレビュー・感想・評価

孤独なふりした世界で(2018年製作の映画)
3.5
あっしも、エルファニングたんと世界で二人きりになりたいのぉ…

とても不思議な雰囲気な映画、世界中の人々が死んでしまった世界で生き残ったデル(ピーター・ディンクレイジ)とグレース(エル・ファニング)の奇妙な共同生活を描くSF?映画

ヒューマントラストシネマ渋谷「未体験ゾーンの映画たち2019」で鑑賞。面白そうなストーリーの映画なのにここでしかやってないんだよね。
でも内容を見たら何となく納得。この映画すご~く地味なんですよ、万人受けはしない映画ですね。

とっても静かで、電気がない世界なので部屋の中でも自然光のみ、それがとても綺麗で印象的。湖の見える図書館というロケーションが美しい。

孤独を好むデルの気持ちは、分かる人と分からない人がいると思う。
「この街に1600人いたときのほうが孤独だった」 とても印象的なセリフ。
孤独ってやっぱり人が沢山いるからこそ感じるものですよね、沢山に人がいるのに友人がいなかったり、人とは違ってたり…僕はデルの気持ちがかなり分かりました。

でも人間は一人では生きられない、やっぱり人が恋しくなってしまう。そんな映画です。



いや、でもやっぱりエル・ファニングの二人きりになれるのなら、
こういう状況になってもいいかも。
アタフ

アタフ