これアカデミー賞にノミネートされてましたっけ? たしかされてなかったと思ったんですが、だとしたらちょっと残念でなりませんね(せめて撮影賞に)。評判通り面白かったです。
撮影はもちろん良かったんですが、そもそものロケ地が良いですよね。夜の函館。
男と女の友情は果たして存在するのか。勝手ながらそんなテーマに思えましたが、それを微妙な距離感で丁寧に描けていましたね。特に演出に関して。恐らくですが、3人でコンビニ? に行くシーンなんか脚本上にはセリフなんて無いんじゃないの? と思うほどのリアリティがありました。これは三宅監督、口づてに大まかな設定のみを伝えて役者の演技力に頼っているのか、それとも脚本通りなのか。見ていてると結構、これ脚本にあるのかな、と思うシーンがちらほら。 ただ、そこは新進気鋭の三宅監督の手腕を信じてみたいところです。
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