アクションシーンがとにかくすごい。
すごい、というのはちょっと意味が違っていて、主役のブロンドヘア、シャーリーズ・セロンがとにかく強すぎる。
・・・強すぎる、というのもちょっと違って、敵が揃いも揃って弱すぎる!
立ち回りは美しいし迫力あるよ、でも、でもだよ。
屈強な男数人に対して華奢な女性一人。それでも勝っちゃう。
純粋な殴り合いでも、勝っちゃう。
主役がチート級に強いのはしょうがない。
でもボンクラ敵キャラ男どもは、戦い方に技も無ければ、工夫も何もない。防御力もない。ただやられるだけの存在。
倒しても1点にしかならない、レベル1でも倒せるゲームの雑魚キャラ級の敵しか出ないって笑
そんなバランスの悪さに違和感を拭えず、戦闘シーンは途中から早送り。
この映画の見所はアクションなんだろうけど、見栄えは良いが味わい深さが無い高級料理のようで、ワタクシのお口には合いませんでした。