カルロ・カッソーラの同名小説を映画化したCC、
クラウディア・カルディナーレ主演の【ラブ・
ロマンス】。
1944年終戦、ファシズムの傷跡残るイタリアの
田舎町、マーラ(クラウディア・カルディナーレ)
の家に共にパルチザンとして戦い、命を落とした
マーラの兄の訃報を伝えに青年ブーベ(ジョージ・
チャキリス)がやってくる。マーラの父は心から
彼を迎え入れた。次第にマーラはブーベに惹かれ
るが彼は…。
兎に角、美しいCCが観れる。
冒頭の訳ありで列車に乗るマーラから終盤まで
長い回想で綴られる。
前半のぶっきら棒で煮え切らないブーベとの恋に
は【終始イライラ】するが、中盤の彼女に惹かれ
てアプローチしてくる男の出現でデートを重ねる
マーラはイキイキしていて輝いて見えた。
大ヒットしたカルロ・ルスティケリのテーマ曲が
印象を残す。
何が本当の幸せか⁈
終盤の【彼女の選択】こそが本作の描きたい愛の
テーマだ。