しおえもんGoGo

96時間のしおえもんGoGoのレビュー・感想・評価

96時間(2008年製作の映画)
4.0
3回ぐらい見てるけどやっぱり好き。
ストーリー自体はありきたりなんだけど、唯一「父親がやり過ぎ」という一点でなぜこんなに面白くなるのか。
いわゆる普通のヒーローアクション映画だったら「あんな風に守られたいな♡」と思えるのに、娘目線で見た時に付きまとう「こんなお父さん(夫)ちょっと嫌かも」感。
もちろん自分が人身売買組織に誘拐されたらこの上なく頼りになるけど、日常生活に置き換えた時にあの調子で夫婦喧嘩とかご近所トラブルに介入して来たらすごいことになりそう、という予測が容易に立つ。
つまり見ている間ずっと若干引いてしまう部分があって、それが絶妙に面白いのかもしれない。

特に途中で恐らく万人が「それはやり過ぎでしょ」と思うシーンが一番のお気に入りで、多分そういう人結構多いんじゃないだろうか。
毎回あのシーンで笑ってしまう。
しおえもんGoGo

しおえもんGoGo