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南瓜とマヨネーズのmingoのレビュー・感想・評価

南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)
3.0
30歳前後サブカル大好き中年なら傑作「BLUE」をはじめ魚喃キリコの代表作「南瓜とマヨネーズ」はお馴染み。漫画はもちろん実家に今でも眠ってて特に思い入れはないんだけど、映画版は冨永節でちゃったやっちゃったね〜という感想。全キャラ全員じぶんに酔ってんのか。あほか。特に考察する気も起こらん。エンドロール音なし演出だったのも一瞬良いなと思ったけど、一周回ってにくい。

原作の持つ物語も雰囲気も90年代終わりから2000年代にかけてだから良くて、今映画化する意味は。わたしの嫌いなワード第1位が「最近の若者は〜」なんですけど、クソみたいな大人が今のこんな世の中にしといてって気持ちは一生消えることないのかもしれない。若者なめんなよ。日頃の社会に対しての愚痴が出ちまうよ年末だもの、みつを。漫画原作でこれに似た感じの観るんなら13年前の若き西島秀俊が出てる「さよならみどりちゃん」観た方がまだマシ。よしもとよしともの原作「青い車」が好きすぎた20歳前後のじぶんを思い出したよ、映画もそこそこ好きだったわ、良い映画ならエモくなって帰路に着くけど、別にエモくもないし、珍しく井の頭線止まっててはやくおうち帰りたい。
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