すぽんてぃにあす

空飛ぶタイヤのすぽんてぃにあすのネタバレレビュー・内容・結末

空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

池井戸潤の社会派小説を実写映画化。
タイヤ脱輪事故、整備不良が原因とされて世間から追い込まれる中小企業と、大手自動車企業のリコール隠しとの闘いを描いた作品。

安定の池井戸潤作品。
本作も大変面白かった。
その割に評価が普通なのはちょっと意外。
終わり側の呆気なさが要因なのかな?

長瀬智也演じる社員を守るために走り回る社長。
彼だけではない、リコール隠しに奮闘する人達が巡り巡って辿り着いた真実への物語。
銀行からは突き放され、遺族からは罵声を浴びせられ、世間から叩かれ我が子まで学校でいじめられて…いやぁリアルですよね。

本物の富山の観光ポスター使われててちょっと嬉しかった。