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孤狼の血のmaroのレビュー・感想・評価

孤狼の血(2018年製作の映画)
4.0
   ストーリー:★★★★★
  キャラクター:★★★★★★★★★★
      映像:★★★★☆
      音楽:★★★★☆
映画館で観るべき:★★★★★

これはものすごく面白かった。
基本は刑事モノの“はず”なんだけど、刑事の大上(役所広司)がもうヤクザ以上にヤクザで、もはやヤクザ映画っていう(笑)

でも、ああいう暴力的でがさつでぶっ飛んだ人って、実は人情味あふれてる優しい人ってパターンはよくあるよね。
今回もまさにそのギャップで、日岡(松坂桃李)の報告書に、赤ペン先生みたいに添削してあったところは泣いた。

そんなクレイジーだけど愛にあふれたベテラン刑事と広大出身の生真面目な新米刑事のバディは面白くて、後に日岡が大上の跡を継いでいく流れも、2人のキャラがしっかりしているからこそ、動機が十分に伝わってきて、しっかり感情移入できる。

大上みたいな人物になれたらいいなと思うし、ああいう上司が欲しいな(笑)
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