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サラブレッドのデイのレビュー・感想・評価

サラブレッド(2017年製作の映画)
3.3
「ブックスマート」とは全く異なる女子高校生のお話。
一応サスペンスなのかな?

淡々としていて、途中でかなりダレてしまって💦

アニャ演じるリリーは金持ちなのだけれど、父が亡くなった後、母親が再婚して、継父がなかなかのモラハラ親父な訳で…。

これぐらいで殺意が湧くのかなー?ぐらい。
別にエロい事をされてる訳では無く
実の父親だって、こういうタイプいるでしょうに…。

そんなに継父が嫌なら、高校卒業して家を出て自立すれば?とか…
まあ、
「お金は払わん!!」
と言われて学校を退学していたり…そんな事もありましたが。

久々に会ったリリーの元同級生のオリヴィア演じるアマンダ。
何かを食べて美味しいとかは思うけれども、一切の感情を持たない(持てない)人物。

嬉しいとか悲しい…だけじゃなく、相手を思いやる気持ちや優しささえも無い。

どのようにしてアマンダがそのような人間になってしまったのかが明らかにされず…。
そこ、掘り下げて欲しかったのです。
一番大事です!!

アマンダと一緒に継父の殺害計画が淡々と進められ、
たまたま出会ったヤクの売人ティム(アントン)も巻き込み…。

ラストは納得しましたが、色々と詰めが甘い作品でした。

音楽で煽るも恐怖心は全く無かった。

まだ瑞々しいアニャ・テイラー・ジョイと
オリヴィア・クックの演技力
そして、今は亡きアントン・イェルチンが見れただけでも良かったのかもしれないです。

何の感情も持たないって幸せなのかな?
私は不幸だと思う。


それから
ああ…アントンって、こんなハスキーな声だったんだなー。
最後まで覚えているのは姿よりも声…😢
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