すぽんてぃにあす

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書のすぽんてぃにあすのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ベトナム反戦運動を助長させたペンタゴン・ペーパーズ。
その英断に至るまでの過程を扱った作品。

監督にキャストで既に期待のできそうな内容。
ただ題材が難しいそうなのかなと序盤は怯んでしまったが、後半に差し掛かる頃には熱くなれるよく出来た脚本だったなぁと思いました。

報道の志す信念が窺える。
それも女性軽視がまだ蔓延る時代に、女性がトップの新聞社が活躍したというの目の付け所も良かった。
裁判が終わった後、タイムズに詰め寄る記者がグラハムに目もくれない中、多くの女性達が去りゆく彼女に尊敬の眼差しを向けていたシーンが印象深い。

最後の映像はウォータゲート事件へ、ということなんですね。
ニクソン政権の結末までの流れも興味が湧きました。