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屋敷女の一のレビュー・感想・評価

屋敷女(2007年製作の映画)
3.5
聖夜をひとりで過ごす妊婦が、謎の女殺人鬼に襲われるさまを過激な猟奇シーンと共に描く

前評判通りの素晴らしいスプラッター描写
妊婦さんに対する思わず目を逸らしたくなるような痛々しい描写の連続で、精神的にかなりキツめ
普通その辺で止めるでしょ的なストッパーを難なく越えてくるから面白い
ただし血の吹き出し方などの細かい所はB級感あり

そして当たり前のように警察官が弱すぎるし、冒頭の事故シーンで全てを察してしまったので、先が読めてしまったのがちょっぴり残念

しかしこの映画の全てを掌握する屋敷女を演じたベアトリス・ダルの一際目立つ異常な不気味さ、美人なのにどこかミステリアスな表情やたたずまいが、物語への恐怖心を最大限まで高めてくれる
これ以上ない最高のキャスティングだと思う

容赦ないスプラッター描写でドキドキハラハラは楽しめますが、グロ耐性のない人は絶対に観てはいけない作品ですのでご注意下さい

にしてももう少しタイトルはどうにかならなかったのだろうか…😅笑

[Rotten Tomatoes 🍅85% 🍿75%]
[IMDb 6.8 / Metascore - / Letterboxd 3.5]

2020 自宅鑑賞 No.425 GEO
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