このレビューはネタバレを含みます
高橋一生さんの眼鏡姿と、クシャッとした笑顔と、愛おしそうに見つめる視線はやっぱり「いいな〜」とならずにはいられない。
長澤まさみさんは、単に"綺麗な女優さん"というだけでなく、人間的な美しさというか、強く?しなやかに?生きている人の美しさみたいなものがあるよなぁと改めて演技しているところを見て感じた。
ストーリーは、まず「嘘を愛する」ってそういうことか〜ってなった。全体の流れとしては、連続ドラマを観ているときや読みやすい小説を読んでいるときのような、すんなり話に入れる感はよかったのかな。
登場人物たちの複雑な過去や想いについての描写に観ている人が共感できるから入りやすかったのかも。終わり方も完全なるハッピーエンドとはいかないかもしれないけど、かなり前向きなこれからがありそうな印象。
個人的にはこういう作品もこれはこれで好きだけど、せっかくの設定を用いて、もっと心がザワザワするような流れに持っていくのもありだったのでは?と少し物足りなさも感じてしまった。
あとDAIGOさんの演じていたキャラクターと川栄さんの演じていたキャラクターをもう少し生かせたのではないかなと思った。特に川栄さん演じる心葉は、あまり役割が見えてこなかったような気がする…でも私の理解力不足かもしれない……。
ストーリーのわかりやすさと、メインキャスト2人の視覚的美しさと微笑ましいイチャイチャシーンがよかったので、全体的な印象は◯。