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マテリアルのmingoのレビュー・感想・評価

マテリアル(2009年製作の映画)
3.8
ロズニツァと違い明確なイメージの造成。

21.04.03トーマスハイゼZoomトークメモ

マテリアル。断片的につなげただけ。東ドイツの刑務所が空白に。運営側にもインタビュー。3本のうち最初の以外は未来のための素材として撮っておこうということで記録していた。音に関しては必然、撮影自体そもそも2人でやっていたので人材もシンプル。小さなピンマイクを忍ばせることもできず空間全部聴こえるのが新鮮。目と耳をひらかせる面白い経験。「家」に関しては撮影した素材ほぼすべて使っている。結婚式のシーンでは撮影前に最初に入ってきた結婚したカップルを撮るぞと決めていた。人民警察の日常を撮りたい、やりとりは自分でやってねと言われた、東ドイツの日常を記録したのはこれだけ他は存在しない。書簡をおくって何を伝えたいですか?と問いた。当時フリーランスで恵まれた状態ではなかった、ある日大臣からぜひ打ち合わせしたいと、出来たばかりの場所だから撮影にぴったりだとまで言ってきた。しかし既存の警察署で撮りたいと言った、発展を見せることになるし。
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