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逆光の頃のshinoのレビュー・感想・評価

逆光の頃(2017年製作の映画)
3.0
逆光というほど強くはなく、柔らかな光りの中でまどろむような映画でした。
とくに強烈な山場とかはなく、どうってこともない学生の生活を描いたオムニバス形式の物語運びが特徴的で、何にもやることがない夏の午後とかにのんびり観るのが合うなあ。
上記の通り20分くらいの短編で物語が進んでいくので、1話1話肩の力を抜いて観れて、じんわり沁み渡る雰囲気がそこそこ好きかなあ。
あと京都の描き方が観光地観光地してない、いやらしい描き方じゃなくてよかったな。

ただまあ本当に大きな山場という山場がないので、リリシズム的物語が苦手な人は合わないだろうなと……。
本当になんたってない、どこにでもいそうな高校生の生活を段々と映した作品なので、映像美が〜という話でもなくとにかく淡々としているので、ヤマオチ意味を求めている人にはとことん合わなくて本当に見る人を選ぶ作品。

高杉真宙くんのお顔立ちを堪能できるだけで5億兆点付けれるのですがそうすると色々崩壊してしまうので控えますがとにかく高杉真宙くんほお顔立ちめちゃくちゃ好きなんですわ
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