ラーチャえだまめ

天使たちのビッチ・ナイトのラーチャえだまめのレビュー・感想・評価

天使たちのビッチ・ナイト(2017年製作の映画)
3.5
『天使に“バカ”・ソングを…』





ジブリにコナンくん特別ドラマで長らくやる気を無くしていたかに思われていた金曜ロードショーがついに“本気だしてきた”視聴者投票だかなんでもいいのですが長年“古めかしい”としてお茶の間劇場から阻害されてきた“古き良き名作”にこのご時世という事もあり今再びスポットが当てられるそうで??その第一弾となるのが今夜放送の……



あ間違えました



……今宵紹介するのは14世紀半ばのジョヴァンニ・ボッカッチョ作ワンツーワンツーベリーメロンではありません「デカメロン」の3日目の章の1話と2話を原作としている……とかクソめんどくせぇことはこの際全部抜きにしてバカやっちゃおうぜ的なノリで作られた史実や古典文学を下敷きにして壮大な“ゲスの極み人曲”でお贈りする「ギャグマンガ日和的映画」だったんですねー。


互いのオゲレツ度を競い合っているのか夜な夜な聖餐であるワインを盗んでの女子会は当たり前老婆の横で性行為に裏庭の薬草で麻薬作成、さらには宅急便の娘もビックリのイケメンを「魔女の儀式」の生贄に捧げようとする裸族たち……そこに一切の罪の意識はないピーな事を何のためらいもなく平然とピーしてしまう潔さが観ていて逆にスッキリするかもしれません……




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