無差別テロで恋人を失った主人公ミッチは復讐のために磨きぬいた戦闘能力を買われてCIAにスカウトされ、盗まれたプルトニウムを巡る戦いに見を投じることになる…
ちょうどいいクオリティのアクション映画でした。血しぶきが舞うエグめのアクションシーンが多くて好みのタイプでした。やや見づらい部分があるものの、MMA風味の格闘シーンは悪くないです。ラストの爆発シーンの映像も迫力ありましたね。
私怨がメインのストーリーはまあ可もなく不可もなくといった感じ。冒頭の銃撃テロシーンが意外とショッキングなだけに、主人公の復讐劇が序盤で終わってしまうのがやや残念かな。
キャラ的にはマイケル・キートン演じる鬼教官や敵役のテイラー・キッチュもなかなか良かったし、イランの女スパイも美人さんで良き。ディラン・オブライエンとかテイラー・キッチュはこういうアクション映画にもっと出て欲しいなぁ。
べた褒めするほどではないけど、アクション好きなら安定して楽しめるような作品でした。シリーズ化しても面白そうですね。