独女エルサの女磨きはまだまだ続く
醜き過去の業とデ。ズニーの呪縛
評価はほぼ、グラフィック表現とミュージカルの曲のみになりますかね…あとエルサ、エルサの魅力爆発状態！（笑）
設定とストーリーがとってつけたような、とは言いませんが、練り込み度は低いと思われます。ディズニー大客層のキッズたちには難解で、大人向きのストーリーかと言われると少々強引に展開して細かい粗が残る"難解モドキ"と言えるようなストーリー展開でしたね…
現世界の歴史の風刺と言える某"壁"がもたらす"無理解"と"断交"に対する「自国（アメリカ）に対する」警告的メッセージ性はつい最近『ターミネーター:ニューフェイト』でも見ましたし、子供向けに見せかけた、大人の視聴に堪えうるいいベールの「風刺映画」には成り立っています。
ただ"大人こそ"なのか、"女性こそ"なのかラストに対しては（エルサそれでいいのか…）という蟠りやモヤモヤ感を残す「ハッピーエンド」と言えるんじゃないでしょうか？
エルサの唯一の救いはアナとの和解"√"を歩めたからで、唯一の不幸はアナとの幸せの対比を見せられる事という皮肉に…（笑）
それでも大円団という"孤立"と"自立"は違うのだと、新たな道を突き進むエルサに新たな"女性の憧れを詰め込んだ"姿をまだまだ見せてもらいたいですねw
