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ボヘミアン・ラプソディのkeeper7のレビュー・感想・評価

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
3.7
ようやく鑑賞できた。

熱心なQueenファンではないがバンドメンバー名を知っていて好きな楽曲やアルバム数枚は持っている。フレディの概ねの人生も知識としてある状態での鑑賞。

元々Queenを認知していたが好きになったきっかけには個人的フェイバリット映画「ハイランダー 悪魔の戦士」に彼らが主題歌と楽曲提供で参加していたから。 彼らの曲はそれ自体が物語の様であり、オペラティックでそれでいてロックしている。
転調が多く大仰で美しいメロディーであるためメタルファンでQueenが好きという輩は多い。
自分もまたその1人。

物語はQueen誕生と同時にそのフロントマンとなった神懸かった声を持つ男の生涯とバンドの歴史を史実として描いた作品。

フレディがはじめバイセクシャルであったのは初めて知った。
最初からゲイだと思っていたので彼の苦しみやそこからの自己承認までの流れが知れてよかった。
彼自身がHIVと知った時に流れるハイランダーでも涙を誘った名曲
「Who Wants to Live Forever」
からラストのライブ・エイドまでもう目が潤みっぱなし。CGなのかエキストラなのかはもうどうでもいい、ライブ・エイド再現には鳥肌が立った。

本当に我々は偉大なシンガーを失ってしまったのだなと再度認識した。


〜余談〜
久々に映画館で憤慨する目にあった。

ほぼ満席での本作品が上映開始されてから真後ろのカップルがずーっと話し込んでいる。ヒソヒソ気味ではあるが耳障りだ。その内やめるだろうと思っていたが考えが甘かった。
作品が物語の3/1に差し掛かっても奴等はやめなかった。
だめだ、映画に集中できない。

映画館にこいつらは何をしに来てるんだ?Queenの熱狂的ファンか?上映中に会話とかあり得んだろ?外国人か?
普段温厚な自分だが奴らの立場になって状況を色々考えてみたが最終的に全く理解出来ず。

堪忍袋の緒が切れました。

フレディの声量とは比べ物にすらならないがそこそこの声で「ウルせーーーよっっ!!」と振り向いて伝えるとその後は静かになりましたが、また暫くするとはじめよりは小さい声でまた会話をはじめやがりました。
再び振り向くと会話は無くなりましたが、何なんでしょう??こんなバカを作り上げた環境や教育、そして要因、コイツらの歩んできた人生が本作には及ばないが少し気になりました。
ドキュメンタリー化されてワゴンセールで投げ売りされてたら鑑賞してみます。多分。
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